口紅にまつわるエピソード
- 男性が女性に口紅を贈る場合に、「少しずつ取り戻したい」などという気障な言葉が添えられることがある。ちなみに、江戸時代に京都で作られた上質の紅は「京紅」と呼ばれており、同じ重さの金に匹敵する価値を持つ高級品であったため、男性が意中の人の好意を得る決定打として贈り物に重宝された。
- 時に意図せずに男性のワイシャツなどに付着した口紅は、その配偶者や恋人などに浮気をした証拠だと疑われる場合もあるが、満員電車などの特殊な状況による不可抗力のために付着する場合も多い。
- 食器・衣服などに付着すると、口紅の主成分が油分と色素であること、加えて近年の口紅の色持ちを良くさせる成分のために非常に落ちにくい汚れとなる。そのため最近では食器などに付着しにくい性質を謳う製品も多い。
- フォーマルな食事の席などで口紅を差した唇でワイングラスなどを口にする場合、直前に下唇を目立たぬよう軽くひと舐めすることも、グラスに口紅が付着するのを防ぐことに効果的であると、元インドネシア大統領スカルノ氏の妻であるデヴィ夫人がテレビ番組で話していた。
- 口紅を塗る動作そのものを「紅を引く(べにをひく)」と表現することがある。古くは薬指のことを「紅差し指」とも呼んだ。→艶紅
- かつて春先の化粧品のキャンペーンや、プロモーション活動の中心商品といえば口紅であった。しかし最近では口紅だけではなく、アイカラー、チークカラーなどをあわせて商品開発をし、トータルイメージを提案をする方法に変わってきた。
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